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パートタイマー、精神科を受診する。

2018/02/19
 
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メンタルクリニック、心療内科、精神科。
言い方は様々あるが、取り扱う内容は大体同じだ。
発達障害、適応障害、不安障害やパニック障害など。
様々な理由から社会生活を行うことが困難である者がかかる医療機関である。

文字面で説明されたからといって、「そうですか、受診します」と、速やかに行動できる方は少ないだろう。
精神医療について、世間の理解はほとんど得られていないと言ってよい。
筆者の両親もまた、テレビ番組の特集を見ながら、「精神科って犯罪者とか精神異常者が行くところでしょう?」と筆者に問いかけるほどである。

父、そして母よ。
貴殿らの偏見が拭えぬクリニックに、娘は通っているぞ。
現実を見られよ。

斯様に物申したい所ではあるが、前回の記事「パートタイマー、うつで休職する」に記述した通り、筆者もまた、抵抗を感じずにはいられなかった。
精神科受診歴を持つ友人は少なからずいるが、それでも不安はあった。
しかし、医師にかかり、治療を進めるにつれて、確実に見えてきたものもたくさんある。
先立つ憂心に気を取られて、実行力を失ってしまうのは、たくさんの時間と、そして大切な心を、無駄に消費してしまうことにもなるだろう。

そのため筆者は、自身の経験を交えることで、行動しかねている読者諸君の懸念を払拭出来ればと考えている。
今回は下記の内容で綴っていく。

1.メンタルクリニックを予約する
2.実際のメンタルクリニックはこんなところ

ご拝読くださる皆々様方の、一抹の手助けともなれば、僥倖である。

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1.メンタルクリニックを予約する

筆者が医師にかかるにあたって、恐怖心はあった。
中でも特に危惧していたのは、自身が病気でないと言われてしまうことだった。

「あなたはうつでも何でもない」
「ただ怠けている」
「自分の無能を棚に上げているだけ」

医師からのこうした診断を下されれば、結局筆者は、自分自身の能力を過大評価した挙句、現実見当識を失っただけの社会不適応者でしかない。
これは幼少期から、自分には生きる価値がないと考えている筆者には、とかく恐ろしいことだった。
ネガティブで凝り固まった信念を、肯定されることになるからだ。

基本的にうつ状態に陥った人間には、ネガティブな展望しかない。
特に新たな環境や取組には、不吉な予感を抱かすにはいられないものだ。

同じく混沌としたネガティブ意識のなか、筆者が無事に医師にかかることができたのは、何はともあれ受診の予約をすることに成功したから、というのが大きい。

精神が病んでいると、電話で人と話すのも億劫になる。
しかし現代は便利なもので、今やインターネットを介して受診の予約をとることができるようになった。
対人場面に強い不安を抱く筆者も、スムーズに予約が完了してしまった。

そして、うつ状態になりやすい人間には、厄介でもあり、それでいて何とも素晴らしい特性がある。
ひたすらに「真面目であること」。
これが、受診予約を真っ先にとるに値する理由だ。

うつ状態になる人は、決められたスケジュールや目標、約束事にとことん弱いのである。

「目標を達成しなければ」
「みんなと同じように行動しなければ」
「約束は守らなければ」

規範意識が強い、とも言い換えることができるかもしれない。
他人に迷惑をかける行為を嫌う者が多いため、一度課したノルマに、極端に厳しくなる。
自分を追い詰めやすいのは、このような要因があるからではなかろうか。

心当たりをお持ちの方は、お察しがついたことだろう。

つまり、受診を予約することによって、医師との面談を先に確定させてしまえば、うつ状態の人間は「行かねば」という使命感が生まれる。

行かなければ医師に迷惑がかかるかもしれない。
看護師を心配させるかもしれない。
折角とってくれた時間を無駄にしたことを怒らせるかもしれない。

このような動機でもよい。
繰り返す。
背徳感だろうが、罪悪感だろうが、それでよい

自らの目標に達成できないことを気に病み、人の都合を考えて胸を痛め、相手の怒りを買わぬように戦々恐々としている。
そんな状態を、健康とは言わない。
大切なことなので、もう一度お伝えしよう。
そんな状態を、健康とは言わない

では健康になるために、ご自分の未来に翳りしか見えない諸君がするべきことは、ただ一つだ。
病の特性を利用してでも、医療機関にかかり、専門家に見てもらうこと。
どれほど恐れようとも、行動してしまえばそれまでである。
実際に行ってみると、存外「なんだ、こんなものか」と腑に落ちる場合すらある。
案ずるは生むより安い。
心身ともに消耗している時だからこそ、まず受診を予約すること

話はそれからである。

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2.実際のメンタルクリニックはこんなところ

筆者が予約したのは、職場へ向かう途中に利用する乗り換え駅から、徒歩一分のメンタルクリニックである。
医院によって内観や手続きの順序が異なるであることは想像に難くないだろうが、あくまで一例として、参考にしていただきたく思う。

まず、うつ状態に陥る人間特有の、遅刻への不安から、筆者は早めに出発し、クリニックの場所を足で確認。
その後、情緒を安定させるために、そこから数メートル先の喫茶でコーヒーを飲みながら精神統一を図った。
瞑想に集中するあまり、一番小さなサイズのカフェラテを飲みきることができず、そんな些末なことにすら挙動不審になったのは記憶に新しい。

予約時間10分前。
筆者は都内某所の某ビルに入った、メンタルクリニックの戸を潜った。

カウンターの向こうには、白衣の事務員が十名ほど。
仰々しいその出で立ちに緊張するも、受け付けた係員は、落ち着いた声で、丁寧に対応してくれた。

初めて訪れた病院であるから、やることは余所と変わらない。
問診票の記入である。
受診に至った理由、特に気になる症状、睡眠や食事などきちんとした生活習慣が後れているか、飲酒の習慣はないか。
よくある問いに、とくある通りに答える。
中には説明が難しい身体症状もあったが、項目は自由記述式に設定されていたので、拙くとも自分の言葉で書くことができた。
(筆者は特に該当するわけでもなく、一言一句外れているわけでもない選択肢の中から、あてはまるものを選ばされるのが嫌いなので、多少手間かもしれないが、自身で書ける方がストレスが少ない。)

記入が終わり、筆者は待合室で数分間待たされている間、まだ見ぬ医師への恐怖で歯がなるほど震えていたが、意外にも周囲を観察する程度の余裕はあった。
待合室は、真っ白というよりは、クリーム色。
ソファも壁も、受け付けの人たちの制服ほどに眩くはない。
蛍光灯の反射が優しい座席には、ぽつぽつとぬいぐるみが置いてあった。
(自由に触って構わないようだったので、あまりに歯のかち合うおとが煩かった時は、某キャラクターの腹回りを揉み続けることで、気を紛らわす等していた。)

十数分の待機の末、助手と思しき女性に名前を呼ばれた。
招かれるままに進んで診療室に入ると、案内してくれた女性スタッフは、医師の隣に腰を掛けた。
医師は簡単な自己紹介ののち、「よろしくお願いします」と会釈をしていた。
この時の筆者は、他人との接触が恐ろしく、医師を目を合わすことをしなかったのだが、特別咎められることはなかった。
問診票に書いた内容を細かく確認され、これまで似たような症状の有無、睡眠時間、うつ状態に至った経緯など、大体5分ほどだろうか。
口数の少ない筆者から、最低限の情報を引き出した医師は、次のように述べた。

まず、簡単な検査と、採血を行うこと。
検査の結果は一週間後に出るので、またその頃に受診した際に診断書が書けるということ。
現在苦しいと感じている睡眠障害、不安、動悸と息切れについて、薬を処方すること。
カウンセリング治療も、受けられるようなら受けた方がよいこと。

医師の診察は、五分程度で終わった。
助手は、筆者と医師の会話を記録していたのか、始終キーボードを打つ音が聞こえていた。
なお、うまく言葉にできず泣き始めた筆者に、医師は速やかにティッシュを差し出してくれるなど、極めて親切だった。

またしばらく、待合室でぼんやり待っていると、簡単な検査用紙が配られた。
所謂質問紙と、バウムテストのための用紙である。

質問紙は、示された症状に「あてはまる」から「あてはまらない」の数段階で回答するだけの、三分もあれば記入できるものだ。
次のバウムテストは、ミステリーなどでも有名なので、ご存じの方も多いだろう。
回答者に木の絵を描いてもらい、その特徴を分析することで、心理状態を図ろうとするものである。
質問紙はまだしも、絵や図形などを用いた検査には、「心の全てを読まれてしまうのでは」と恐れおののく方もいらっしゃるかもしれないが、なんてことはない。
また、絵の得手不得手も関係ない。
筆者などはぼんやりと描いたものだが、一応木であることは認められたし、それで人間性の全てが知られるということもなかった。
せいぜい絵を描いた時のコンディションが如何ほどであるかが解釈される程度である。
(なお、筆者は心理学を専攻していたために、こうしたテストには僅かながら耐性がある。そのおかげでリラックスできた節もあるだろう。)

その後、採血を行った。
採血は献血と健康診断以来だったが、滞りなく進行した。
なお、俯いてぼんやりしている筆者に、看護師は無理に声をかけることも、わざわざ注意をそらすようなこともしなかった。
抜けていく血を無心に眺めていても妙な顔をされない、というのは、ありがたいことだった。

こうして、初めての受診は終わった。
ご覧いただいて、いかがだっただろう。
筆者の体感としては、なんともあっけないものだった。

想像の中の恐ろしい医者はおらず、
待合室に危険人物はおらず、
おぞましい治療は検査はされない。

精神科は、読者諸君の恐れるに足るものだろうか。
「なんだ、そんなものか」と思った読者は、四の五の言わずに予約をされることをお勧めする。

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まとめ

今回は、メンタルクリニックにかかることについて書いてきた。
悩める方々が、少しでも医師にかかりやすくなったなら、筆者としては万々歳である。

それでは、本稿の要点についてまとめ、締めくくることする。

・案ずるより産むがやすく、恐れるより予約するがよい。なかなか勇気が出ない場合は、まず予約!
・精神科は患者も医者もふつうで、全然こわくない!

以上。

次回は、「医師との相性」について書いていく所存である。
あわよくば、どうぞご贔屓に。

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