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パートタイマー、うつで休職する。

2019/10/08
 
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アラサー。
独身、恋人なし。
フルタイム勤務のパートタイマー(社会保険加入)。

上記の条件を備えた筆者は、昨年12月より会社を休んでいる。
理由は「抑うつ状態による集中力の散漫、意欲の低下、通勤の困難」。

いわゆる、「うつ病」と呼ばれる類のものである。

さて、うつと診断された際、読者諸君は何をするだろうか。
真っ先に浮かぶのは情報収集だろう。
ほかのうつによる休職者がどのように過ごしているかを調べることは、自身の身の振りを考えるのに、ある程度役に立つ、と期待することが多いかと思われる。

筆者もまた、同様に、「うつ病」「休職」「社会復帰」というワードでGoogle検索をかけ、可能な限り調べようとした。
その結果、ネット上でよく見るのは、下記のタイプの記事だった。

①過労によるもので、就労環境を変えることで完治した例
②配偶者や恋人の献身的な支援によって全快した例
③そもそも熟練した技術、代えがたいスキルを持っているために、転職にハンディキャップを抱えていない例

つまるところ、成功者バイアスである。
「自身が完治したのだから、貴殿らも努力をすればどうにかなる」という精神の指南ばかりが立ち並んでいる。
これでは、追い詰められた人々は、さらなるどん底に陥ることだろう。

加えて残念ながら、これが筆者の展望に役立つことは無い。
なぜなら、前述のとおりアラサー、既卒。
独身で、正規雇用が得られずパートタイム勤務をしてる。
延々とパートタイマーであるから、重要な役割は任されず、自らの経験を転職エージェントに話せば「それは経験したことにならない」とあしらわれる始末。

こうして、筆者は思い至った。

未婚三十代前後、パートタイマーのためになる記事が無いならば、自身が書くより他あるまい。

幸い、二か月の休職で、薬物治療を重ね、文章を綴る程度の作業は可能になった。
筆者にできることは少ないが、休職中に申請した福祉制度、社会保険制度、治療法など、休職に至った経緯を含め、なるべく細かく書いていこうではないか。
それも、リアルタイムであるほうが望ましい。
復帰してからでは、結局後付けバイアス(事象の原因と結果について、後からあれこれ推測すること)を助長するだけである。

今回は、まず下記の二項について、認めていく。

1.休職に至った経緯
2.休職手続き後、翌月の給与がマイナスになった話

読者諸君に必要な部分だけ、拾って読んでいただければ幸いである。

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1.休職に至った経緯

まず補足しておくが、筆者の就労環境は悪くない。
ベンチャーではあるが、ホワイト企業と言ってよい。
かつて大手飲食チェーンに勤めていた頃のブラックシステムは一つもなく、勤める人々とも相性は特に悪くなかった。

筆者自身はもともと抑うつ傾向が強い。
最初に患ったのは中学三年生の頃だ。
家庭環境、学校という閉鎖空間での共同生活、病による身内の他界等、要因は様々。
当時はうつ病という病を知らなかったので、ただ重苦しく纏わりつくものをやり過ごすこともできず、自傷行為を繰り返したりもした。

その後高校一年、三年と、不定期ではあるが、深刻に患うことはそれなりにあった。
重度のうつ状態に見舞われると、体重は最大で10キロ前後減少したし、死について考える時間は多かった。
睡眠時間も極端に減り、夜明けまで布団の中で目を開いたままの日もあった。
己の無力に打ちひしがれ、達成感を求めるもうまくいかない。
発作的に不安に苛まれては泣き崩れ、一日中布団から出られない。

そんな日々を「うつ」と呼ぶことを知ったのは、高校時代の同級生に、うつ病に罹患した人が居たからだった。

自分以外にも、こうした状態に苛まれる人がいる。
言い方は妙かもしれないが、少なからず安堵したことは事実だった。

そこから自身の状態に興味を持ち、筆者は大学で心理学を専攻した。
臨床心理学を学びたくて入学したものの、学ぶうち社会心理学と呼ばれる分野に興味を持ち、結局、臨床心理士になることは無かった。
大学在学中にも酷く重症化したことがあったが、幸い周囲の教員や、理解ある同窓に助けられ、留年することなく学位を取得することができた。
学んだ内容について、筆者は大いに満足している。
研究成果も、当時にすればまずまずだったと自負している。

その後、大学院修士を取得し、社会に出たものの、就職は厳しかった。
時代の影響もあったろうが、内向的に生きてきた筆者にとって、自身のPRをすることはとにかく難しかった。

悩んだ末、派遣で販売員を始めた。
婦人服や雑貨の販売、いわゆるショップ店員だ。
コミュニケーション能力不足を解決するために始めた仕事だが、存外楽しかった。
平日が休みなのも新鮮で面白かった。
多少体力的にきついこともあったが、達成感を得られる面もあった。
しかし、問題だったのは、働くメンバーとの関係性だ。
筆者自身、オタク気質であるから、美容やアパレル業界の人々特有のまぶしさに堪えられなかった側面があったのだ。
結果的に、ここでも患った。

次に務めたのが、大手飲食チェーンである。
居酒屋や日常食業態を何社も経営するこのチェーンは、まず上司との相性が悪かった。
日に日に蓄積されていく業務と叱責。
見かねて親切に声をかけてきた社会保険労務士の男性は、筆者をラブホテルに連れ込もうとするセクハラ社員だった。
やはり、病は再発した。
ここに関しては、社内環境と人間関係の問題など、複数の原因が絡んでいる。

その他、転職を繰り返しながら、筆者は現在の会社に在籍を続けている。
二年以上続いたのは、ここが初めてだった。
繰り返しになるが、ブラック企業ではない。
定時退社を推奨し、業務が困難であれば分担し、対人面でトラブルがあれば人事異動もしてもらえる。
上司は思慮深く丁寧な人で、これといって不満はなかった。

今回筆者を追い詰めたのは、筆者の年齢と、雇用条件だった。

アラサーになって正規雇用の経歴なし。
この経歴を持って転職活動は、ほとんどできなかった。
どのエージェントも、派遣会社のコーディネーターですら、「推薦できる要素が何もない」というのである。
将来を悲観し、焦り始めた。

現職では社員登用があることを謳ってはいたが、望めば誰でも社員になれるわけでもない。
直属の上司は「現在この部門に正規雇用を増やす余裕はない」と言っていたが、実際のところ、筆者の能力があまりに稚拙であるから、社員にすることができないのだろうと疑った。
他部署では二十代のパートタイマーが、次々準社員へとなっていったのこともある。
年齢が障害になっているのか。
無能が故なのか。
とにかく焦っていた。

同時に、実家暮らしにも限界が来ていた。
「女は家事をやる」ことを前提にした家族だ。
朝8時前に家を出て、夜9時過ぎに帰宅した筆者は、洗濯や掃除をこなせないことを母に詰られた。
母の機嫌を損ねると、今度は父親に責められる。
姉と弟は実家から出ており、たまに連絡することはできても、助けを乞うことはできなかった。
物理的距離の遠さが、憎くてたまらなかった。

焦燥感と無力感が蓄積されていき、ある日とうとう堪えられなくなった。
身体症状が出始めたのだ。
動悸、息切れ、のどの違和感(ヒステリー球)等。
長時間の電車通勤が苦しくなり、就業時間中も足元が覚束なくなった。

フルタイムの勤務ができなくなり、欠勤も増えていった。
思うとおりにならない身体を、誰かに助けてほしくて、循環器科に行った。
呼吸器科にもかかった。
いすれも、三~四時間待合で待たされた挙句、ようやく検査をしたと思えば、異常なしと診断が下されるばかり。

こうなっては仕方ないと、筆者はメンタルクリニックを受診した。
簡単な問診と、バウムテスト、質問紙、採血。
かくして筆者は、「抑うつ状態」と診断された。

恐れおののきつつも、筆者は病状を上司に報告した。
上司は「休職してくれてかまわない。短時間でも、君が働けるようになったら、また顔を出してほしい。君の居場所はちゃんとあるから」と言ってくれた。
疑心暗鬼と不安が付きまとう当時は信用できなかったが、それでもありがたい言葉だった。

ここで、なぜ限界まで追いつめられるまで、精神科にかかることをしなかったのかと、読者諸君はお思いかもしれない。
理由は簡単である。
筆者は自身のうつが、自分の性格によるものだと考えていたのだ。

内向的な性格と、内罰的な傾向。
自己愛の顕著な低さと、自尊感情の薄さ。

これらは筆者の人格を形成する様々なピースである。
それを、人間性の一部であると、認めてやりたかったのだ。

筆者自身、外交的な自分など想像できない。
他罰的な言動などしたくもない。
自己愛表現はおぞましくてできないし、自分を貴ぶなどあまりに畏れ多い。

これをすべて、「うつという病のためだ」と断定してしまった場合、筆者の個体としての特性はどこにあるのか。
何も無くなってしまうのだ。
ならば、診断をすすめるよりも、うまく付き合っていく努力をするべきである。
そう考えて生きてきた。

ずいぶん長らく文字数を費やしてしまったので、凝り固まった思考が改善された経緯については、また別の機会に語ることにしよう。

取り急ぎ、休職開始から当月の給与がマイナスになった件に話題を移す。

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2.休職手続き後、翌月の給与がマイナスになった話

さて、身体症状として、動悸、息切れ、のどの詰まりなどが現れるようになった昨年11月。
筆者は会社を休みがちになった。
週に三日出勤できればよい方。
一週間の平均労働時間は10時間前後。
学生のアルバイトほども働けなかった。

そして医師の診断書を以て、12月1日より休職することと相成った。

最低限の引き継ぎと、持ち物の受け渡しを終えたのち、上司から面談を持ちかけられてた。
呼ばれたのは、12月の給与支払いについて、知らせるべき内容がある、という理由だ。
会議室で上司から話を聞いたところ、筆者はずいぶん驚いた。

11月分の勤怠に対する給与、すなわち12月分の給与は、下記のように計算された。

時間給×11月労働時間-社会保険料36,000円前後-定期券料金日割り×残日数

時間給を1,000円、月の労働時間を40時間、定期券代を20,000円、定期券の有効期間が残り12日と仮定して計算しよう。
(あくまで例であり、筆者の自給および就労状況、通勤定期券代とは一致しない。)
=▲4,000円

つまり、12月分の給与の支払いはなく、むしろ会社に払わなけれなならない金額が発生している。
聞かされて、筆者はゾッとした。

特筆すべきは、社会保険料についてだろう。
未加入の労働者を加入させる措置はいくつもとられている。
が、労働時間の短い労働者に対して、社会保険を抜けさせるための法律はほとんどない。
(もちろん企業によっては積極的に脱退を迫るところもある。組織風土によると言えよう。)
おまけに、社会保険の加入の有無については、雇用契約書の記入に依存しているところがある。
なお、控除される金額は、年間の給与の予測値から算出される。
そのため就労時間が短かろうが、手取りが少なかろうが、社会保険料は差し引かれる。
この情報はこれから休職に入ろうとする就労者を驚かせるには十分な案件だと思われる。

幸いにして、年末調整による所得税の還付が僅かばかりはあったため、給与のマイナス分を会社に支払う、という工程は、首の皮一枚で免れることができた。
しかしながら、同様の条件になる人は少なくないのではなかろうか。

ゆえに、筆者からはこのようにお伝えしておく。
無理して休み休み出社するくらいなら、早めに休職されよ

まとめ

本投稿はこれにて終了するが、その前に簡単に内容をまとめる。
身体がおかしい、不安や不眠が続いている、就労が厳しいと感じているアラサーパートタイマー未婚の諸君。

(1)早めに精神科の受診をすること。さもないと自分で自分の首を絞めることになる。
(2)無理して欠勤するのではなく、速やかに休職の手配をすること。さもないと給与の支給はマイナスになる。

以上である。
同じ症状や環境にいる某かに、何らかの役に立てば幸いである。

なお、次回の休職体験記は、「精神科を受診する」をテーマに綴っていく所存である。
合間に趣味または気になったテーマについての散文を交えながらの投稿となるだろう。
興味関心をお持ちくださった読者様は、今しばらくお待ちいただきたい。

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